実験風景

実験風景

 我々の身の回りにはいろいろな化学製品がある。ここではその一例として、吸水性ポリマーと化学繊維の合成を試みる。現代人の生活になくてはならない便利な紙オムツはどのようにして作られるのだろうか?それにはどのようなものが使われているのだろうか?どうしておしっこを吸収するのだろうか?まず、紙おむつの原料であるポリアクリル酸ナトリウムを実際に合成し、得られたものを純水あるいは塩化ナトリウム、塩酸、水酸化ナトリウムの各水溶液に浸漬し、膨潤度の違いをみる。自重の何倍の水分を吸収することができるのだろう。
 我々は、日常衣服を身にまとっている。これらは、絹、綿、麻などの天然繊維やナイロン、PETなどの合成繊維からできている。天然高分子であるセルロースから、塩基性硫酸銅を作用させてセルロース銅アンモニア錯体を作り、これを紡糸して再生繊維を合成してみる。

















2-2 吸水性ポリマーと化学繊維の合成